都会で生きる【今を受け入れること】
私は根っからの田舎っ子だ。
一生地方暮らしになると思っていた。
だが人生は何が起こるのか分からない。
これも私の運命の中に組み込まれていたシナリオなのだろうか。
欲を言えば私は地方で生活をしたいし、出来ることならすぐにでも地方に戻りたい。
私に都会暮らしは、性に合わないのだ。
もう半年以上生活しているが、未だに馴染めない。慣れない。
毎日の満員電車、疲れた顔の人々、密集した住宅地。
どこに行っても人で溢れ、そして飲まれていく。
多くの情報が溢れている都会の街で、後れを取らないように過ごす日々。
あれもこれもと掻い摘んでいるうちに頭がパンクして、夜にはくたくた。崩れるように寝てしまう。
なんだか急かされているようで、毎日があっという間に過ぎていく。
私はこれでいいのだろうか。
別に都会が悪いっていうわけではない。
ただ私が地方暮らし都会に馴染めないだけだ。
私の中で受け入れられないものがあるからずっと拒み続けている。
ただの好き嫌いだ。
きっとこれからも私は都会で生き続けるだろう。
今を、この状況を受け入れること。
私のモットーである毎日を楽しく過ごすための第一歩だと思う。
これが私の、今を楽しむための及第点。