7月7日【北海道の七夕は8月なのです】
本日は七夕。
小さいころ、短冊にお願い事を書いて笹竹に飾っていたことを思い出します。
小学生の頃は、将来の夢を書いて飾っていたかな?なんて。
筆者の転職前は接客業で、北海道の某現場で働いていたのですが、店舗に笹竹を設置してフリーで短冊を書けるような機会を設けていました。
なかなかお客さんに書いてもらえず、私たちスタッフでとりあえず短冊を書いてみたり。
当時の私は「幸せになりたい」なんて書いていた気がします…(笑)
七夕が終わった後も「とりあえずまだ飾っておこうか(❁´◡`❁)」とスタッフに言われ、7月中旬あたりまで飾っていたのを記憶しています。
それはなぜか。
実は…北海道では七夕が8月7日なんです…!
■なぜ北海道の七夕は8月なの?
生粋の関東人、北海道生活1年目の時にこの事実を知り、まぁびっくり!
調べてみたところ、ざっくり言うと旧暦か新暦かの違いであるとのこと。
明治時代に新暦が導入されたとき、国は「七夕の日は7月でも8月でもどちらでもいいので、各々地域におまかせします」という方針だったらしく…
七夕を新暦と旧暦どちらに合わせるかとなったとき、「新暦のほうが分かりやすいよね!」ということで、日本の多くの地域では新暦の7月7日を七夕の日に定めたそうです。
一方、北海道は農耕文化が強く、7月は特に繁忙期であるため、7月を避けて旧暦の8月7日を七夕の日にしたみたいです。
ただし、北海道全土が8月7日を七夕にしているというわけではなく、地域によって7月7日を七夕の日にしているところももちろんあります。
函館などは7月7日が七夕ですしね😊
■まるでハロウィン?「ローソクもらい」とは
これは私も調べていて初めて知ったのですが、北海道の七夕には「ローソクもらい」という行事があるようです!
概要としては、子供たちが浴衣を着て提灯を持ち、夕方から夜にかけてお菓子をもらいに近所を回るそうです。
玄関先で「ローソク出せの歌」を歌うと大人たちからお菓子がもらえるらしく。
(どんな歌か気になったらyoutubeにあるのでぜひ検索してみてください♪)
まるで七夕バージョンのハロウィン!
面白い風習ですね!
■地域によって異なる七夕の行事
七夕にはどうやら地域差があるようです。
7月なのか8月なのかの違いだけではなく、北海道の「ローソクもらい」のように地域ごとに行事も異なることが分かりました。
私の地元は、そんな特筆すべき行事はなかったような…
強いて言うなら、給食に七夕ゼリーというのが出たくらい?
(もしかしたらほかの地域も出てるかも?)
多分これ↓
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皆さんの地域はいかがでしょうか?
地元の七夕が、実は地域限定なのかもしれませんよ!
よかったら話のネタにしてみてください:-)
皆さんの願い事が実現しますように…☆
-参考-
【wikipedia/ローソクもらい】: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ローソクもらい
【今さら聞けない、北海道の七夕といえば、ほとんどの地域が8月7日なのは何故なの?】: http://koumetaro.com/blog/tanabata-of-hokkaido-0807.html?amp=1
【北海道の七夕は8月7日?「ローソク出ーせ出ーせよ」って何?】: https://kitagura.com/2021/07/07/77/
【ローソク出せの歌】: https://www.worldfolksong.com/sp/songbook/japan/minyo/rosoku-dase.html